治療にあたってのご注意
当院では、矯正治療開始時に、患者さんに以下の説明を行い、ご了承いただいております。
また、治療について不明なこと、お悩みのことがありましたら、いつでもご相談ください。
アポイントの変更について
通院日に来院できない時や遅くなる時は、早めにご連絡ください。当院の都合で変更をお願いする場合は、すぐに連絡いたします。
装置の装着・撤去時の治療時間
1~2時間必要です。他の患者さんとの都合で、午前中または午後早い時間での予約が必要ですので、ご了解ください。
歯ぐきに炎症のある場合
すぐに矯正治療を始めることができません。歯肉炎だけであれば、歯磨きで炎症は改善されますので、装置が付けられる状態になってから矯正治療を始めます。歯周炎にかかっている方は、かかりつけ歯科医院での歯周初期治療が終了してから矯正治療を開始します。
装置を破損・紛失した時
そのままにしておくと治療の進行が遅れる場合がありますので、すぐにご連絡ください。
治療期間の変更
治療の途中で、下顎の成長が著しく変化したり、舌突出癖が出たりした場合等、治療期間の延長、治療方法の変更、抜歯などが必要になる場合があります。
食後の歯磨きについて
食後の歯磨きを疎かにすると、歯の表面が溶け、むし歯になったり、歯ぐきの炎症が起きたりします。これらの程度が進行すると治療を続けることができなくなり、装置を外すことになりますので、歯磨きは念入りに行ってください。
歯根の吸収について
歯が動く時、個人差がありますが歯の根の先が溶けることがあります。しかし、たいていの場合、日常生活での支障はありません。
歯根の癒着について
歯が骨の中に埋まっている場合などに、時として歯の根と顎の骨が癒着していることがあります。このような場合には歯を動かすことができません。手順を踏んだ外科処置が必要となります。
成長期の反対咬合の治療
成長期にある反対咬合の中には、下顎が著しく成長するケースがあり、矯正治療だけでは十分な対応が難しい場合があります。このような際には外科手術が必要になります。
顎の関節について
現代人の中には、顎の関節がとても弱くなっている人がいます。音がしたり、口を開けにくくなったり、痛みを感じたりした時はお知らせください。