先日、アルプス技研会長の松井利夫さんとお会いする機会がありました。松井さんは自らが創業したアルプス技研を36年間で東証一部上場の会社にまで育て上げた方で、通常であれば雲の上の存在で知り合う機会などないのですが縁がありましてお会いする事ができました。どんな縁かといいますと、松井さんは私の高校の先輩でした。さらには私の同級生の歯科医師が松井さんと知り合いで紹介していただきました。すばらしい方でした。
同級生の先生より松井さんのことは以前より伺っておりました。六日町高校の先輩であること、アルプス技研の創業者であること、アルプス技研は1部上場の会社であること、など断片的に教えていただき「凄いナー」くらいに思っておりましたがホームページを拝見させていただき驚きました。私が矯正歯科医師として働き始めた90年代に株式公開をされていたとは。わたしが働く同年代に偉業を成し遂げられていた事に感嘆いたしました。またバブル崩壊にもかかわらず会社の業績を伸ばされたのは凄いと思いました。また、人材育成は中小企業にとって経営の要であるという言葉が興味深かったです。私も新潟大学で10年以上歯科矯正臨床の教育を学生と若い歯科医師に対して行ってきました。技術を伝える困難さ、誠実であることの教育、さらには仕事の魅力を伝えることなど教育の難しさを痛感しました。しかしながら基本的に私は人に教えることが好きだったのだと思います。また、若い人たちから教えられることも多く、さらには一緒にいるだけでたくさんのエネルギーをもらいました。
松井さんから色んなお話を伺うことができ有意義でした。お話ししているだけでエネルギーをいただきました。特に釣りのお話は興味深かったです。またお会いできるとうれしいです。もっとエネルギーをいただこうと著書をアマゾンで注文しました。