2007年12月アーカイブ

つれづれなるままに

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さて何を書こうか。

あてのないままソフトを開けてしまった。

今年ももうわずか、皆様年賀状は書き終えましたでしょうか?なんて呼びかけてみる。誰も答えないが・・・郵便局が民営化されたとたん,年賀ハガキの売り上げが増えたそうだ。二宮君がテレビで宣伝しているのだから当たり前といえば当たり前だ。でもちゃんと元旦にきちんととどくのかしら?以前みたいに年賀状配りたくないから捨てるバイトの人がいてもわからないですよね。かといって、年賀状を書留でだす人はいないでしょう。書留といえば、書留と配達記録ってどう違うんでしょうか?中身の保証をしてくれるのが書き留めでしょうか?話が色んなとこに行きますが、くろねこやまとのメール便も100円余計に払うと速達にできます。取りに来てくれるので結構使っています。

さて、何を書いているのであろうか?

クリスマスの話題と思いつつ年の瀬から年賀状を連想してしまったようだ。つまりは、年賀状を私はまだ書いていないので、プレッシャーになっている。今日中に書きます。はい!

年賀状というのも面白いもので、親しい人でも年賀状のやりとりがない人もいる。かたや、年賀状でしか繋がっていない友人もかなりいる。だからどうだということもないが、そおいうものなのだろう。海の向こうにはクリスマスカードがあるし洋の東西を問わず、人間の習慣としてあるものかもしれない。ただ郵便代があまり高くなると考え物だし、地球温暖化(私は斜めから見てますが)が叫ばれている昨今、年賀状はエネルギーの無駄遣いといえるかもしれない。でも、良い習慣だと思う。

「できれば12月に温泉宿に長逗留して1週間くらい掛けて年賀状を書けるような身分になりたい」とふと思ってみたりもしたが、隠居でもしない限りそんな身分にはなれないし、多分、1まいもかかずに1週間終わりかも、私の性格では。

カールツァイス

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顕微鏡を歯科治療に導入する際には、必ずカールツァイス社製のものにすべきだそうです。レンズの明るさが違うそうです。ほかはだめだそうです。以上、昨日の講演のまとめでした。

昨日は医院は定休日でした。横浜の歯科医師会館に「三橋 純」先生のご講演を拝聴にいそいそと出かけてきました。なんの事はない同級生の三橋君です。古くからのつきあいですが、彼が東京に出てからはちょっと疎遠になっていました。新潟にいるときはひと月に一回勉強会で夜遅くまで議論を交わしておりました。(多分にお酒をのみながれではあるが)当時から興味のあることにはのめり込む性格ではありましたが、最近のかれの興味は「実体顕微鏡」で、より良い歯科治療を構築しつつあるらしい。また、それを広めるために全国を講演して回っているとの噂を聞きつけ。(何のことはない、本人と飲む機会があり本人から聞いた。)是非これは一度聞かなければと思い立ち、昨日聞きに行ってきました。

昨日は新潟大学の後輩の岩本先生が主宰した岩本歯科研修会で三橋先生を演者でお招きした会でありました。そこに、無理にお願いして参加させていただきました。岩本先生、スタッフの皆様ありがとうございました。また葛西先生お話しできて楽しかったです、ありがとうございました。

内容は予想通りのものでした。さすがに全国を飛び回って講演をこなしているので、洗練された講演でありました。滑り気味の「ギャグ」をのぞいてではありますが・・・

三橋先生「◎うけい」の話はない方がいいとおもうよ。

講演で印象的であった事が二点ありました。一つはエナメルエッチングに関してです。最近のレジン充填は一液性の接着システムが主流でエナメルエッチングは必要ないのですが彼は行っていました。その理由は?

彼がある講習会で使用しているレジンの製造責任者にあって質問したそうです。

「より良い接着を行うためにはエナメルエッチングを省かない方が良いのではないか」と

製造責任者が答えました。

「そうですね。先生のおっしゃることは正しいと思います。私が患者でレジン充填をしてもらうのであれば、エナメルエッチングをしてくれとドクターにお願いするでしょう。でも、製品の取扱説明書にはエナメルエッチングはなくても接着力は得られると書いてあります」

世の中というものはこのようにして回っているのだと 講演のなかで三橋先生はおっしゃっていました。

もう一つ印象に残ったお話。

レジンの光重合器のお話。

モリタのペンキュアーはカタログデータでは1,000mW/c㎡の光を出せることになっているが実際は700W/c㎡程度であったと日本歯科医師会の雑誌に論文が出てたよと教えてくださいました。だからレジンを積層する時にはこまめに光を照射した方が良いですよといってました。ヨシダの製品も似たようなものだそうです。白水が売っているのはきちんとカタログデータ通りだったそうです。

世の中というものはこのようにして回っているのだとまたおっしゃっていました。


私が印象に残るところはだいたいこんな話ですね。


みんな最初から正直でなかったわけでは無いのでしょう。組織として動いて結果として消費者に対して誠実でなくなってしまった。というところでしょうか。


自分は正直に自分がして欲しくないことはしない様にしていきたいと思います。

こんなことくらいに目くじらたてるなって?・・・・

アイ・アム・レジェンド

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昨日、アイ・アム・レジェンドを見てきました。ウイル・スミスの映画ですね。私のつたない知識の中ではこの映画は小松左京原作「復活の日」のハリウッドリメイクだと思っていたのですが・・・・。

結論から申し上げましょう。角川映画「復活の日」の方が断然面白いとおもいました。「復活の日」を見たのは高校生だったでしょうか。人生経験の少ない田舎の高校生の感性、と40親父の感性を比較してはいけないのかもしれませんが、復活の日の方が映画としては優れていると思います。エンターテイメントとしてアイアムレジェンドのほうが優れているという意見はあるとおもいますが、ゾンビ映画が好きな方に限られるとおもいます。物語の謎解きに到っては「神のお導き」ですから。

アメリカで興業収入を上げるということはこうゆうことなのでしょう。

科学に過度に依存し、化石燃料という過去の遺産を短期間で食いつぶしている現実を批判するストーリーであったはずであるのに、その部分はまるで強調されずに。

ウイル・スミス対ゾンビばっかり。

物語のサイドストーリーとして娘を思う親、次世代を守る親、という立場が描かれているが付け足し程度。

我が子を思うそのおもいの強さは「ミッドナイトイーグル」のほうが秀逸

さて、「復活の日」が見てみたくなった。でも時間がない。

そうだ文庫本を買いに行こう。

近藤義歯研究所

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昨日は近隣の新潟大学卒業生(の若手)が集まる会でした。パール歯科院長の佃先生を中心とした集まりです。今回の話題はBPSデンチャーでした。西大沼の近藤義歯研究所の近藤さん(技工士)が講演をしてくださいました。

近藤さんは伊達に「義歯研究所」は名乗っていませんでした。若いのにすばらしく勉強されていて、何処の大学へ行っても義歯についての理論を含めた実務についての教育ができる方だと思いました。なんと言っても昨今の様々なマテリアルの利点欠点をご存じで実際の使用経験も豊富でした。その中で一押しなのが「BPSデンチャー」なんだそうです。

リヒテンシュタインのイボクラールビバデント社のBPS(生体機能的補綴システム)というんだそうです。話を聞いた印象としては基本に忠実にするべきことをきちんとするために義歯製作の手順がすべてシステム化されている。といった感じでしょうか。

ただ、もとがヨーロッパ(白人)のものなので、そのまますべて日本人に適用すると失敗するそうです。実際ある技工士さん達のグループはBPSには否定的だそうです。ま、当たり前のはなしですよね。白人の基準をそのまま日本人に適用してうまくいくわけがありません。矯正でもよくある話です。

その辺の勘所を近藤さんはきちんと日本人にあうように改良して、さてこれから広めようと努力されている様です。とてもまじめな方で信用ができます。(初対面ですが・・・・)

佃先生と2症例現在総義歯をセットし調整中だそうです。維持はとても良いそうです。吸収が進みほとんど顎堤がない状態の患者さんの下顎義歯が大口を開けてもはずれない。ただしっかり吸着しているので今まで使われなかった粘膜の部分が刺激され痛みが出ることが多いので、しっかりと咬合調整を行う必要があり、そのやり方が従来の方法と違うので学習の必要があるそうです。新潟弁でいうと「よさげ」なものでした。

ミッドナイトイーグル(文春文庫)

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すまんすまん。と私は誰に謝っているのであろうか。はじめてこのブログをのぞきに来たひとは、「そ、そんな、唐突にあやまられても・・。」であろう。ブログのカレンダーの更新を忘れていた。そんなに忙しいわけではないのだが・・・・・これだけはきっちりやろうと心にきめていたのに。いまのでわかりましたね。過去の自分に謝っているのですね。ハイ。

色々と周りの状況が動いていて、心が揺れ動きやすい12月となっている。ま、人間自分の体も自分でコントロールできないのだから気楽にいく。

ここまで書いて気がついた。内田樹の文章のリズムと椎名誠のエッセイのリズムって割と似ている。

ミッドナイトイーグルを見てきました。吉田栄作がいい味だしてます。玉木宏と大沢たかおは期待通り、竹内結子もね。子役が秀逸。いい寝顔です。総理大臣役の藤竜也は「こんな決断できる総理が今の日本にいるわけねーだろ」というつっこみを入れることができる以外は格好いいの一言である。ストーリーは予測がついてしまうので何であるが、描かれるドラマは秀逸、でもかっこよすぎ。人間こんな風になれやしません。


吉田栄作演じる佐伯三等陸佐が

「頼むから帰ってくれ」

と救出にきた同僚に叫ぶ。伏線だ


玉木宏二演じる落合のさいごのせりふ「僕逃げませんでしたよね。先輩」


総理大臣役の藤竜也が「このおいちゃんの顔をよく覚えているんだぞ、このおいちゃんがみんなわるいんや」と子供にいいきかせる。


最後の無線通信で西崎と有沢慶子(竹内結子)の会話


「慶子もう許してくれないかな?」


「私は絶対にあなたを許しませんから」


この会話は泣けます。

でも義理の兄弟にこの会話をさせるのはちょっと無理があるね。

なぜ義理の妹になったのか不思議。

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