4月20日21日22日の三日間、沖縄県名護市の万国津梁館で第30回与五沢矯正研究会が開催されました。私とスタッフ共々参加してエネルギーを与五沢先生や参加された先生また部瀬名の大地と海からいただいてきました。そのエネルギーを相模原の地で治療を通じて患者さんに還元できたら良いなと考えております。
与五沢矯正研究会は日本でのエッジワイズ装置を用いた治療をその黎明期から手掛けられた与五沢文夫先生の名前を冠した研究会です。個人名を冠した学会は日本では珍しいです。今でこそ歯科矯正治療になくてはならないエッジワイズ装置ですが、日本に導入されたのは1960年代の後半です。そのころ、与五沢先生はアメリカに渡りエッジワイズを習得し帰国し、その知識と技術を日本歯科大学の後輩のみならず、他大学の歯科医師にも余すことなく教えてくださいました。この研究会は与五沢先生の講習会を受講し志を同じくした人たちの団体です。
今回は30周年記念大会ということで、第0回講習会からの歴史がひもとかれました。日本にいかにしてエッジワイズが導入されたか、スエヒロ先生(与五沢先生の師匠、日系アメリカ人)の貢献がいかに大きかったかが語られました。この頃の歴史は意図的に語られなかったり、間違った風に語られていると当時を知る先生方はおっしゃっていました。ま、歴史というものはえてしてそういうものですが。。。。
私は17回大会より参加させていただいています。
会のメンバーである事を誇りに思った3日間でした。