昨日は福岡に行ってまいりました。昨年に引き続き西日本歯科矯正学会(発音は、「にしにっぽん」です。さあみなさん声に出して、さん、はい!)の学術大会で講演させていただきました。今年は第53回だそうです。とても歴史のある学会です。私のへなちょこ講演はさておき、演者の先生方皆さんすばらしい講演をされていました。特に感銘を受けたのは北九州市でご開業の今村均先生のご講演でした。タイトルは
「デジタル時代における画質向上への取り組み」
デジタルカメラの特性やデジタル画像の成り立ち、画質の調節の仕方等、私がこれまで何となく感覚で行っていたことの原理を分かりやすく解説していただきとっても勉強になりました。さらにはデジタルレントゲンの長所、短所についてわかりやすく解説していただきました。ありがとうございました。逆ガンマーよく覚えましたよ!
午後から特別講演が2題ありました。
1題目は歯科医師免許をもつ弁護士 植松浩司先生による
「歯科医師である弁護士から見た歯科医療紛争」
2題目は北里大学医学部衛生学公衆衛生学、和田耕治先生による
「歯科医院における一部の患者による暴言・暴力対策」
お二方ともほぼ同じトピックについてお話しになっておられました。
いわゆる最近流行語になっている
「モンスター○○」
といわれる方々への対処法です。
日頃から漠然と患者さん第一の診療を心掛けようと漠然と思っていましたが具体性に欠けると言うことを思い知らされました。
患者さんに良い医療を提供するためにはスタッフに気持ちよく働いてもらわなくてはなりません。そのためには暴言・暴力に訴える患者さんが居られた場合に毅然としてスタッフをまもるシステムを医院に構築する必要があることを気付かされました。和田先生ありがとうございました。和田先生、職場はお近くですね。今度あそびにいってもいいですか?