2009年1月アーカイブ

Incognito

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昨日今日とIncognitoの講習会に参加してきました。開発者のDr.Wiechmannと懇親会でお話しさせていただきました。とてもクレバーでした。

講演中私の心の琴線に触れことを言っていました。

「あるセルフリゲートのブラケットを使っている人々(ーモンだね)がそのブラケットを使うと拡大ができるといっているがそんなことはない。拡大ができるのはワイヤーの力で、拡大を使用としているのは術者の治療方針である。」

いやーいいこといいますね。当たり前だのクラッカー。

どんな装置でも拡大はできますよ。どんな症例でもね。でも拡大が最適な治療方針で美しく安定性のある咬合とプロファイルを作り出すかどうかは・・・・・・・

もう一つ「いいこと」いってました。

「リンガルブラケットだからといって、診断は変わらない。当たり前のことでしょ!抜歯部位も変わらない。あたりまえでしょ。ブラケットの位置が変わるだけで人間が変わるわけではないのだから。」

ごもっともで、リンガルだと下顎がロスしないからとかボーイングエフェクトがあるからとか難しいからとかで、抜歯部位をかえる人たちがいる。そもそも、リンガルでの抜歯ケースは難しいから非抜歯にしちゃえとかいう先生もいる。プロファイルはどーなるの?美しくなるために矯正するんじゃないのか?

実際、まえに受けた講習会の先生は下顎の叢生をとるのに下顎前歯1本抜きを勧めていた。ちょっとまってよ。それじゃあ咬頭嵌合ができないでしょう。装置によって診断が変わるなんてあり得ない。

今回の講習会のIncognitoは後発のリンガルブラケットですから、過去の物の欠点を良く考え、改良しています。良くできていると感じました。そんなにいいものならお前使うのか?と突っ込まれそうですね。リンガルブラケットのなかでは秀逸だと思います。しかし、システム上、技工士さんにセットアップしてもらう必要があります。その精度がある程度維持できればよいのですが、日本国内であれば顔のみえる技工師さんにお願いできます。ドイツだとそれは難しいですね。会社を信用するかという話になる。とくにこの度Dr.Wiechmannが作ったTOP-Serviceが3Mに買収されました。今後セットアップの精度が維持できるのか。課題があるとおもいます。

最短の治療時間で、最大の審美が得られるのはやっぱり唇側のブラケットだと思う。とくに日本人に多い難症例のケースではね。通常のケースならあまり変わらないかも。でも同程度の技術力であれば、やっぱり唇側のほうが早いかも。エビデンスはないです、経験則です。

唇側でも満足に治せない人もリンガルやるからね。こわいですね。

皆さん、基本ができてから応用にいきましょうね。

エヴィデンス・ベースド

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「あらゆる教育プログラムの効果はエヴィデンス・ベーストで示されねばならぬ、数値的にその効果が示せないような教育プログラムは無価値である」という妄想に日本の教育行政の当事者たちも教育評論家も教育ビジネスマンも取り憑かれている。
これは「病気」を通り越して、ほとんど「狂気」と呼ばねばならないと私は思っている。


上記は内田樹ブログからの引用です。なぜに日本人は学ばなくなったか?という問いに対する答えの最後です。興味のある方は内田ブログを読んでください。

私が思ったのはどこも同じねということと、エビデンス・ベースドという考え方そのものが悪いのではないよね。と思った。

まずひとつめ、どこも同じね。という話。日本の教育行政の当事者は今すべての教育効果を数字で表せるとお思いなのだろうか?そんなの無理に決まってる。エビデンスベースドでは人間がこんな効果があるだろうなと思いついたものしか測れない。しかも、この教育にはこんな効果があると実感していても、その効果を的確に表す数字を思いつく編み出すことは至難の業である。そんなエビデンスをベースに構築したシステムなんかたかが知れてる。

矯正も同じ、すべてのセファロ計測値の平均値を諳んじていても、患者さんの治療方針は立てられない。治療もできない、現代の科学が見落としている何かがあるから、セファロ計測値をこねくり回しても成長予測すらできない。

繰り返しになるが、今の科学が数字で表せないものをないものとしたエビデンスはある一面でしかエビデンスたり得ないと肝に銘じる必要がある。

もう一つエビデンスベースドという考え方が悪いわけでは無いという意味は、結局この考え方を適していないところに無理矢理適用するから問題が起こるということである。もともとは内科領域の慢性病の薬の効果などがエビデンスベースドで見直された。プラバスタチン飲んでも飲まなくても寿命は一緒、であれば、お金はかからない方がよい。ただ、個人で考えたら、飲んだから助かった人もいるだろう。マスでかんがえたときに一人の人を救うために何人に人が無駄に薬を飲むのだろうかということである。エビデンスベースドを用いることが適切な領域とそうでない領域がある。ということか。

神奈川県歯科医師会第7回学術大会

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昨日の日曜日は横浜へ行ってきました。神奈川県の歯科医師会の第7回学術大会で講演をしてきました。「インターディシプリナリー(連携歯科医療)の実際」というタイトルで新潟大学時代にフォーラム歯科佐藤正治先生と行った上顎側切歯部にインプラントを用いた患者さんと相模原市のふじわら歯科藤原先生に開窓をしていただいた埋伏犬歯の症例の報告をしてきました。

午後いちの特別講演は私の発表とも関係のある内容でした。品川区開業の小川勝久先生の講演でタイトルは

「インプラント治療は審美領域での欠損補綴の第一選択肢なのか」

要約すると技術のない人がインプラントを行っても前歯部の審美を満足できるものはできない。

逆に失敗してさらに審美を損なうのが関の山である。という発表でした。さらに、技術がないひとはブリッジの方が良い審美性が得られるンではないの?ともいってました。かなり優しく言葉を選んでの発表だったのであまり鼻が伸びている感じではなかったですが。上記の内容をくり返し話していました。また、他院で行われたインプラントの失敗症例を沢山呈示し、安易に前歯部のインプラントに手を出さない様にと警鐘を鳴らしていました。

脚下照顧。

佐藤先生は本当にインプラントは上手ですね。今回発表した症例は抜群の審美性が得られていました。さて、小川先生のいわれることはもっともです。技術がない人のインプラント治療は危険です。だからといって、歯を切削してブリッジにする?切削なしで接着性ブリッジ?(現時点では切削なしの接着性ブリッジは舌面形態の点で問題がある。)少なくともこれだけの選択枝が治療前に患者さんに示されたうえで(メリットデメリット、歯科医師の意見)治療が行われないといけません。そうしないと、歯科医の技術の未熟のために患者さんの選択の幅を狭めるということになる。

この問題は簡単に解決できます。私が今回発表した連携歯科医療を行えばよいのです。インプラントは技術の確かな専門医にお願いすればよいのです。自分で全部やろうとするから大変なんで、専門医にお願いしてしまえばいいんです。かんたんでしょ。そうすれば、患者さんの選択の幅は狭まりません。理想です。

愛だぜ!愛!!直江兼続

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兜の前立てに「愛」愛だぜ!

重くてしょうがないだろうに。

NHKの大河ドラマ天地人が始まった。一度も見たことはないが・・・

このドラマがきっかけで「直江兼続」という人物を知った。

上杉景勝の父、長尾正影が越後国上田荘(南魚沼市)坂戸城主であったことは知っていた。

なんといっても私、新潟県立六日町高校卒業ですから。

正影の子が景勝、後の上杉景勝、謙信の甥っ子ですな。ここまでは知っていた。その家来の兼続のことは全く知らなかった。ずっとNo 2で景勝を支えたらしい。景勝の寝首を掻こうなんて思わなかったのかしら?景勝と兼続は塩沢の雲洞庵で一緒に学んだらしいから、兄弟か幼なじみみたいな感じだったんだろうか。

高校2年の夏は毎日午前は坂戸城趾までランニング、午後は六日町南スキー場までランニング。過酷な夏でした。坂戸山の中腹の湧き水はおいしかったな。まだあるのかな。

謙信の死後、景勝は景虎(北条氏康の七男、上杉の人質だった)との後継者争い(御館の乱)を制し、越後国を平定した。この時は高田の春日山城(上越市)にいたんですよね。

で、天正10年6月2日に本能寺の変が起きます。この時まさに上杉家の越中支配の拠点である魚津城が落城の危機でした。あと1週間信長が生きていたら、上杉家は滅亡していたと新潟大学の矢田教授が言っている。でその後は、豊臣秀吉に仕え、会津120万石に転封された。秀吉の駒として伊達の押さえとなったようです。この時、兼続は米沢城主となった。

慶長5年徳川家康は会津討伐(対上杉)のために大阪を出発、会津を目指す、現在の栃木県小山市まで来たときに石田三成が挙兵、関ヶ原に向けて帰って行ったため対決はなかった。

この頃、上田荘でちょっとした、戦があった。上杉は関ヶ原の混乱に乗じて、あわよくば旧領の越後を掘氏(徳川方)から奪おうと、旧臣達を先導し一揆を企てた。その戦いで上杉方が落とした城が下倉山城(現魚沼市私が育ったところです。)でも次の日には奪い返されたそうな。

そうこうしているうちに、石田三成の西軍は負け。上杉は家康との和解の道を探り出す。本庄繁長が本田正信をたより家康への謝罪の取りなしを依頼した。謝罪が功を奏し、領地は4分の1になったものの改易は免れた。で、兼続の領地の米沢に転封された。で時代を経て上杉鷹山が藩校を再興し興譲館とした。


稲見先生(戦国通)渡部先生(米沢在住、山形県立米沢興譲館高校卒業)間違ってないですか?


参考文献 Train Vert 2009 January

神の雫

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今朝も6時に起きて村富神社までお散歩です。最近の6時はやっとしらんできましたかね。お正月ころは真っ暗でした。写真は元旦のご来光です。16号の欅並木の間から上ってきました。

今日は朝から「モーニング」を読んでジーンとしていましました。

泣かせるセリフがありました。

神の雫。神崎一青の母親のせりふです。

「あなたは待ったことある?闇の中を彷徨いながら太陽を待ち焦がれたことが・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「太陽にようやく出会えたと思うことがあったら、そのときは振り返ってご覧なさい。きっと気づくでしょう。」

「漆黒の闇と思っていたその宇宙に・・・・あなたの歩む道を仄かに照らす青い月が遠くかがやいていたことに」


朝から漫画読んで感動しているのもどおかと思いますが。ジャイアントキリングを早く読みたいので朝、買ってしまいます。イブニング「とろける鉄工所」おもしろいです。

認定医試験前に症例借用

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すごいですね。朝日新聞の一面ですよ。31面にも関連記事があるし、翌日の26面にも続報があった。要するに歯科医師が悪いことをしたと、また、歯科医師の評判がおちますね。うーん!

改めて要約します。ドイツ口腔インプラント学会(DGZI)と提携している日本の最先端インプラント国際学会(AIAI)の会長を含む幹部が他人の症例を用い申請書に虚偽の記載をしてDGZIの認定試験に合格したことを非難している。12日の記事では、幹部だけでなくAIAIに所属する経験のない若い歯科医師も虚偽の申請で認定試験に合格したことを伝えている。朝日新聞のスタンスとしては、インプラント治療を行う歯科医師が他との差別化のために認定医というお墨付きを欲しいがために、論文発表などが必要なく比較的申請要件がゆるやかでも権威のあるDGZIの認定を不正に取得した。「どこの医院で治療や手術を受けるべきか。患者側には判断材料が少ない。一つの指標となる認定医制度には、厳格な運用が求められる。」(カッコ内は引用)ということのようです。

ひとまず、朝日新聞の記者の方のご意見に同意します。

申し訳ありませんが、このような事例は矯正歯科の分野でもありました。もしかしたら現在もあるかもしれません。過去に日本矯正歯科学会の認定医試験において複数の申請者が同一の症例を自らの治験例として申請していることが発覚しました。認定試験においてはこのような不正がある程度起きることはやむを得ないのかもしれません。一番重要なことはそのような受験者が合格しないことです。そのためには、偽造されたことがわかる書類審査ときちんとした技能評価が行われる必要があります。ということで、日本矯正歯科協会(JIO)ではそのような認定制度を設立運用してきています。さきほど、日本矯正歯科学会は不正が現在でもあるかも知れないと強い表現をしました。それは不正が発覚したにもかかわらず何の処分も対処もされていないからです。認定制度の制度的な瑕疵は明かであるにもかかわらず、その制度を堅持しその上に専門医制度を作った。I 期治療だけ行った症例を完治症例と偽り認定医を取得したかもしれない認定医がさらに専門医を申請する。このような場合、技術云々というよりも人としての部分が・・・・・

ということで日本矯正歯科学会には是非過去の不祥事の精算を是非していただきたい。一言申し添えておきますが、日本矯正歯科学会で現在の専門医制度の運営に関わっている先生方は誠実ですばらしい先生ばかりです。その先生方が目指す理想はすばらしい物です。過去の責任はその先生方にはとれないし、その権限もないという学会の組織上の問題があるだけです。(私の個人的な意見です。ご容赦下さい。)

ということで朝日新聞の記者の方が結論として書かれた。「認定医制度には厳格な運用が求められる。」ということに同意します。

ここからは少し朝日新聞に対してものを言いたいです。「厳格な運用を求める」結論を引き出す前段として医科の分野での医師の申請書類の偽造、審査側の試験問題漏洩などが紹介されていた。あくまでも医師、歯科医師のモラルの問題としたいようである。しかしながら、私は異なる問題が底にはあると思う。2002年厚生労働省は広告ができる専門医制度の運用を開始した。しかしながら、厚生労働省は概形基準を審査するだけで、その認定医制度そのものに関してはチェックしない。かくして、技術認定がきちんとなされない専門医が市井にあふれかえった。このことを委員会で問いただされた。厚労省の職員は「専門医とはその医師の専門のおまかな方向性を示すだけで、技術能力にお墨付きを与えるものではない。」と言ったそうです。

これでは、厚労省が作った専門医制度は患者を惑わしこそすれ道しるべにはなりません。

こんなことくらい当然朝日新聞の記者である抜井規泰さんと塩原賢さんが知らないわけはない。しかし、記事中にそのような情報はない。あるのは、「歯科医師が虚偽の申請をして不正に認定医を取得した。認定医制度には厳格な運用が求められる。」ということだけである。

ほとんどの歯科医師はまじめに仕事をしている。一部の歯科医師は身銭を切って仕事の環境を良く変えようとしている。

おせん2

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「あるんよ、マモルちゃん。自分にうそつかず、まっすぐ仕事しとりゃァその心意気がちゃあんと伝わってな。なんかの足しになる値こともな、マモルちゃん」

さとるのお母さんがマモルちゃんに言った言葉ですね。

とは言っても、これを読んだ人には何のことかわからないですね。昨年の1月26日のこのブログ「おせん」で紹介したお話しの続き、締めの回がやっと昨年12月にイブニングに掲載されました。おせんの掲載されないイブニングを隔週で買い続けてしまいました。「やい講談社、金返せ」オッといけない話がそれた。

とりあえず1月26日の回を採録しときます。


「時代の趨勢、大衆の嗜好。日本という国が自ずから選んだ結果でしかないのです。」

マモルという登場人物がおせんに言った言葉です。

といわれても何のことかわからないでしょう。さてこれから説明するのも大変だ。

「おせん」は私が愛読している漫画です。講談社のイブニングに連載されています。いまの物語の舞台は鹿児島県は指宿市山川町、鰹節の名産地、お話も鰹節にまつわるお話です。おせん一行が本枯れ節(本物の鰹節)を求めて山川町まできたところに、事件が勃発。訪れた鰹節工場の取引先が倒産、あてにしていた銀行の融資も何者かの差し金でストップされ鰹節工場は倒産寸前、そこへ表れたのがくだんのマモル、亡くなった彼の父は日本一の本枯れ節の職人でその名は東京でも知られており、おせんは幼少のころからその本枯れ節の味に親しんでいた。そのマモルは今では大手食品メーカーの手先として働いており、幼なじみのさとるの工場を手にいれてパック入りの鰹節をつくる工場とするために裏で手を回していた。そんなマモルに亡き父の墓前でおせんが問うた。

「この国から本枯れ節が亡くなってもいいんですか?あなたのお母さんが誇りにしていた本枯れ節がこの世から亡くなってもいいんですか?」

マモルが答える。

「たとえこの世から本枯れ節が無くなったとしても私共はそれを無くすことを目的に事業をしたわけではありません。時代の趨勢、大衆の嗜好。日本という国が自ずから選んだ結果でしかないのです。」

ちょっと解説が必要ですね。本枯れ節は一級品の鰹節、長い時間掛けて何度もかび付けし、乾燥させ熟成させた一品です。ですが市販の鰹節パックは鰹節になる前の柔らかい鰹節の原料を削ってパックしたものがほとんどだそうです。原材料に鰹節とは書いていないそうです。


日本人の嗜好だと言われてしまえばそれまでですが、食品メーカーが売ろうとしてコマーシャルという名の教育をした結果ではないのでしょうか。真実がわかっていれば誰もそれを欲しいと思わないでしょ。色んな食品偽装も同じですね。真実を知れば誰も買わない。


僕は、作る側、売る側の倫理の問題だと思う。鰹節と謳うのであれば鰹節を売るべきだ。鰹節もどきを売るべきではない。農水省もそれを許すべきではない。


でね、冒頭のせりふは、マモルの画策により資金繰りできなくなり、倒産の危機にあるヤマニ水産(マモルの死んだお父さんが興したかつを節屋)の本枯れ節をおせんさんがすべて買い取り、マモルの会社に買われて、まがい物のかつをけずりぶしだけを作る工場にはならないといったあとで、さとるのお母さんがマモルにいった言葉です。


(あー説明が長!ホントに面白いから、皆さん単行本で読んでね。あ!講談社が儲かるのはちょっとシャク。)


たいてい、まっすぐな仕事をしている人は、あまりそのことを宣伝したりはしない。この辺は日本人の美意識なんだろうと思う。でも、この漫画を読むまで、僕はパックされた鰹ぶしも鰹節だと思っていた。我々がパックの鰹節ばかり買うので、本枯れ節のような本物を作るひとがいなくなっていているということも知らなかった。それは、食品メーカーが一生懸命、本物ではないものの宣伝をするからである。同じだけ宣伝をしなくても、本枯れ節という存在を知らせてくれるだけで、僕はいつも本枯れ節とはいかないが、本物の鰹節を選ぶ。


矯正の世界もまた同じである。まっすぐな仕事をしている先生はあまり広告をしない傾向がある。あんまり患者さんにいちどきに来られても、対応できないし無理すると治療の質が下がるからね。仕事よりお◎が好きな先生は一生懸命広告をする。そうすると、ほとんどがまがい物の情報で溢れることになる。いまのインターネットの世界は特にそうだ。いくらホームページがきれいでも、医院の写真がキレイでも、矯正治療後のきれいに治った歯列と横顔の写真が載っていないホームページは信用しないほうがいい。それは、その先生にキレイに治す技術がないということだから、それすら、他のページからパクってくるひともいますが。


一つの考え方として、きちんと仕事をしている人も積極的に情報を発信する必要があると思う。本枯れ節の存在を知らしめるという意味において。

新年

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昨日から、診療を開始しました。

新年早々、患者さんにご来院いただきました。皆さんきちんと来ていただきありがとうございました。お正月は家族で富士山を見にいってきました。

富士山のエネルギーを沢山いただいてきました。

今年も着実にがんばります。


明けましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いします。

今朝はいつもどおり起床し、村富神社に初詣にいってきました。

去年のお札をお返しして、新しいお札をいただいてきました。

昨年のリーマンショック以降、景気は悪化の一途を辿っているようですが、日本人の底力を持ってすれば乗り越えられると思います。バブル後の10年を、歯を食いしばってみんなで働いて実態経済を底上げしてきた実績が日本にはあります。今までの市場が縮小してもこれからの市場に本当に価値のあるものを供給することがこれからの生き方になると思います。今こそみんなで助け合うときです。

私は、本当に価値のある矯正治療を皆さんに提供すべく、今年も精進していきたいと思います。

本年もよろしくお願いします。


初詣から帰ってきたら子供が初詣に行きたいとのこと。二度目の初詣?に行ってきました。今度はお守りと破魔矢をいただいてきました。おみくじ(息子が引きました)は末吉でした。新年早々縁起がよろしいようで。

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