2009年5月アーカイブ

告白を読んだ

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2009年度本屋大賞受賞の湊かなえ「告白」を読んだ.寝る前に読んではいけないと言う書評を見て,すごく読みたかったのだが,忙しかったのとまだ読んでいない本がたくさんあったので購入を差し控えていた.山崎豊子「運命の人」を読了したので,土曜に購入した.一気に読んだ.背中がざらざらした感じになる.爽快な読後感はない.「運命の人」2巻まで読んだ読後感と似ている.といえ,このような小説は嫌いではない.この年になるまで小説は楽しみのため2読むものだと思っていた.小説家は読者を喜ばせるために小説を書くものだと思っていた.夏目漱石や太宰治など一時代まえの小説家がなぜそこまで評価されるかわからななかった.優れた物語は世の中を動かす力があることを知った.現実にはその力はない.論理で人の心は動かせない.村上春樹がなぜ世界的に評価されているのか.それは彼が人に伝えたい事があって一生懸命「ほら話」を作っているからだろう.湊かなえさんも強烈なメッセージをお持ちである.私はそのメッセージに同意する.そのメッセージが「この世なんか無くなってしまえばいい」以外であれば.

ディケイド

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つかさくんの決めぜりふが格好いい.家族を仲間を大切に,競争よりも共生というメッセージがヒシヒシと伝わってくる.子供の頃に見ていた仮面ライダー1号2号,</span>V3にはこのようなメッセージを発信していたのであろうか.そう言えば「仮面ライダー電王」のりょうたろうも仲間を大切にしていた.ごめん,「キバ」はみてなかった.


「おれか?おれは通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ」

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