4月17日から19日まで、パシフィコ横浜とヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで第33回与五沢矯正研究会が開催されました。なんと今回の大会長はこの私、この大会の準備のプレッシャーでブログの更新もままならない状態でした。今は終わってほっとしています。今年は1月から色んなことがありました。チェニジアでおこった革命がエジプトに飛び火しムバラク大統領が失脚したり、ニュージーランドで地震があり邦人が犠牲になったり、さらにはリビアでも政変が起こったりと、2011年は飛ばしているナーと感じていました。その頃はこんなことになるとは思いもしませんでしたので。今年が終わる頃には「ドルが崩壊しているかも」などと軽口を叩いていました。大相撲の八百長が世間を騒がしていたころはしあわせでしたね。ある意味3月11日の震災、その後の原発事故で日本の一部が崩壊しました。
研究会で与五沢先生は「今年の研究会は忘れ得ないものになった」とおっしゃいました。それは外部的な要因である震災の影響からの発言でした。地震の被害、計画停電、原発事故がある中で開催を決定し無事終了する事ができました。発表者を筆頭に参加していただいた先生方のご協力なしには為し得なかったと思います。ありがとうございました。
研究会の内容は大変面白かったと思います。手前味噌ですが。初日は混合歯列期の矯正治療についてのコンセンサスが確認されました。無駄な治療は行わないということです。お金に目がくらむ人は医療に手を出さないでいただきたい。二日目は矯正治療後の安定性について濃いディスカッションができました。発表者の方々の能力の高さにはいつもながら大変驚かされました。与五沢先生にも御発表いただきありがたいことでした。機会が有ればこれからもドンドン情報発信お願いします。
昨年は門司港の有松先生、今年は横浜港で私が、来年は新潟港で池元太郎先生会長の下、第34回大会が開催されます。楽しみです。
第35回大会はブノア港から魚類調査にでかけましょうね。山下先生。あ!先生は波の調査ね!